noafaの日記

紆余曲折の人生経験をありのままに綴ります。

心のインフルにかかってソウルメイトを思い出した夜

2018年1月17日(月星座♑)

 

2,3日前に夫がインフルエンザであると診断されてから、

「私はインフルにはかからないから」と業を切っていたが、

体調が頗る悪い。

腸にいい、栄養価の高い、バランスも良い、

お高いサプリメントやら漢方を服用しているが、

夜が寝られない。

これが最も辛い事である。

 

理由の一つに、夫の夜な夜なの咳の大音量である。

父もそうであったが、男性はなぜあんなに咳の音が大きいのか。

まるで「しんどい僕~でもそれに耐えて強い僕~」と

聞こえてしまうのは私の性格がねじ曲がっているからだろうか。

その咳で、一昨日決定的な事が起こった。

夫が咳をしながら、まさかのお口のツユを私の顔面に発射してきた。

わざとではないにしろ、女性にとって顔に体液をかけられるとは、

これほど屈辱的なことはない。不愉快だ。

本当にカーーーー!!!!っときた。

 

そんな小さなことから、自分の体調が良くないこともあって

どんどん追い詰められていく感じがしていた。

現在、私は生活環境もガラリと変わって、

主婦業+職業訓練で資格取得のお勉強をしているが、

資格取得は将来の役に立つのか、

はたまた、今後の理想のライフスタイルと現実のギャップを

どうやって埋めていけばいいのか、

脳内を反芻して、まるで何かに追われているような感覚がある。

 

そしてよく寝付けないまま朝が来て、

本来なら仕事に行かざる得ず、

家事をせざる得ず、

子供の世話をせざるを得ず、、、

と、どんどん余裕がなくなってゆき、

私のように心の弱い人が

心の病気にかかってしまうのだろう。

 

今、私が受講中職業訓練の一環で、

「自分を知る」ことに取り組んでいるため、

改めて自分の性格や強み弱みなど、棚卸しているが、

これが案外面白い。

夫や家族、つまり心を許せる人にはこんなにも強い私が、

やはりメンタルが弱い方であったっと思い出した。

自分にとって心地よい環境が整うと、本来の力を発揮して、

自信をもって能力を使えるが、

心の拠り所が見えなくなってしまうと、しゅんとなる。

だけならまだよいが、、どんどん悪い方に思考が向かい、

自分を追い詰めてしまう。

これではきっとこの街、東京では簡単に鬱になってしまうことが

容易に想像できる。

人はこんなにもたくさんいるのに、

心の通う会話を出来る人が何人いるだろうか。

 

これは私のかつての経験だが、働いて京都にいた時でも同じであった。

職場である銀行のビルに一日缶詰になり、心通う会話がほとんどなく、

仕事上だけのコミュニケーションしかとれなかった時は、

本当に辛かった。

だから、泥沼からなんとか這い出ようと、

心理学の通信教育課程を修了して、

上級心理カウンセラーの資格を取得したのだ。

 

そんな私が、昨晩寝付けなかったのは、

そうやって日々努力しているつもりでも、

実生活で活かしきれないこと、

誰かの何かの役に自分が立てないこと。

毎日やりたいことを模索する贅沢な日々の中で、

見つからない焦りと体調不良と些細な事件で

自分自身が保てなくなったからだ。

 

そんなことを布団を抜け出し夜中の2時になって考えていたら、

夫が自分の薬を飲みなさいと起きてきてくれた。

 

彼に聞いてみた。

「私はあなたに色々ムカついてしまうけど、

あなたは私に何か改善して欲しいところはある?」

 

「別にないかな。よくやってくれていると思っているから。」

と夫は言ってくれた。

 

彼はスピリチュアル的に完璧な人だ。

あるがままで認めてくれる。

 

そして私は思い出したのだった。

私が彼と結婚を決めた理由を。

 

彼がソウルメイトだと直感で分かったのだ。

 

初めて会った時に彼と目が合って、

素直に甘えられたのだった。

 

たったそれだけ。

 

でも、やはり日常生活のいざこざは

彼とでもやっぱり色々ある。

そんなことが分かったけれど、

 

私がそうであるように、

誰でも一人一人ソウルメイトがいて、

あなたを必要としている人が必ずいる。

 

そのことを思い出した夜だった。